8月5-6日
ダブリンを早朝に出発し
向かいます。
ダブリンからベルファストへは
バスで約2時間半の移動です。
ダブリンのバスターミナル
チケットは「expressway」のHPから
オンライン購入が便利です。
片道€10でした。
目的地の北アイルランドはイギリス領なので
この移動では国境を越えることになりますが
アイルランドとイギリスは協定を結んでいるため
国境で止まることもなければ
パスポートチェックもありませんでした。
(どこが国境かすら分かりませんでした。)
北アイルランド最大の都市ですが
街はあまり大きくありません。
この街は造船都市でもあり
あのタイタニックが造られたのも
ここベルファストです!
かつてタイタニックが造られた場所に建てられた
この博物館にはタイタニックが造られた経緯や
復元された船内の様子、海底からの発掘品が
展示されています
博物館の裏には実際に
タイタニックが造船されていた場所の
跡地もあります。
タイタニックファンでなくとも
楽しめる場所だと思います。
さて、話は変わりますが
「北アイルランド問題」
って聞いたことありますか?
掻い摘んで説明すると
前回の記事でも紹介したようにかつて
アイルランドはイギリス領だったため、
そこにはアイルランド系住民と
移住してきたイギリス系住民がいます。
前者はカトリック、
後者はプロテスタントが多数派。
両者は激しく対立し、
衝突を繰り返してきました。
カトリック居住区と
プロテスタント居住区の間に
ピースラインという壁があります。
過去と比べれば現在の状況は落ち着いており、
ゲートは開かれ、壁には国際問題・社会問題の
風刺画が書かれていて
観光地の1つとなっています。
しかしながら北アイルランド問題は
まだ完全に解決してはいないのが現状。
宗教問題の難しさを感じます。
最後に郊外の見どころを紹介します。
ベルファストから
「ジャイアンツ・コーズウェイ」への
日帰りツアーに参加してきました。
ベルファストからは車で約2時間の距離なので
レンタカーなどで行けなくもないですが
ここは現地ツアーが安くておすすめ。
Allen’s Tours社のツアーに参加
大人1人20ポンド(約2600円)
奇岩群が広がるジャイアンツ・コーズウェイ
六角形の岩が約4万個も連なっています。
これらは火山活動により形成されたらしい。
この奇妙な景観は
世界遺産にも登録されています。
不運にも雨でしたが
それも気にならない位の絶景でした。
このツアーでは
ゲーム・オブ・スローンズのロケ地にも
寄ってくれます。
北アイルランドに旅行する日本人は
あまり多くないかもしれませんが、
意外と見どころがあっておすすめですよ。
8月2-4日
トロント、ナイアガラの滝を最後に
6月から続けていた北米周遊は終了。
ヨーロッパに戻ってきました。
夏のヨーロッパ周遊は
アイルランドから開始です。
これまで何度も訪れているイギリスから
すぐ近くにあるアイルランドですが、
なかなか機会が無く
これが初めての訪問です。
首都ダブリン
8月ですが最高気温は20℃未満と
日本の春くらいの涼しさでした。
ダブリンの中心部は
ストリートミュージシャンが多い。
アイルランドといえば
最も有名なのがここテンプルバー
ライブミュージックの演奏もあります。
アイルランドの最高学府である
トリニティカレッジ
スタウトビールでは世界一の人気を誇る
ギネスビールはアイルランド発祥です。
写真のギネスストアハウスでは
ギネスビールの歴史や醸造過程を
学ぶことができ、
最後にはビールの試飲もできます。
キルメイナム刑務所
ダブリンの見どころでは
ここが最も印象的でした。
刑務所内を見学するには15分ごとに
催行されるツアーへの参加が必須です。
空きがあれば飛び込み参加もできるようですが
オンライン予約しておく方が確実です。
(大人1人€8)
はじめにスタッフが刑務所の歴史を
スライドを使いながら説明してくれます。
イギリスに対する抵抗運動の指導者たちが
ここキルメイナム刑務所に投獄されました。
様々な苦難を経て1922年にアイルランド自由国が成立し、
1949年にイギリス連邦から正式に離脱するのですが、
この刑務所は人々にとって
アイルランド独立を語る上で
欠かせない場所のようです。
大昔のものではなく、
1900年代初頭まで実際に
使われていただけあって
非常に見応えがありました。
ダブリンに行かれる方は
是非訪れてみて下さい。
最後にダブリンの安宿情報
ダブリンでは
「ジェイコブス イン ホステル」
(Jacobs Inn Hostel)
に3泊しました。
カプセルホテルのようになっていて
ドミトリーでもプライバシーが比較的保たれます。
ベッドや水回りも清潔。
この宿のおすすめは
何と言ってもその立地!
中央バスステーションとコノリー駅へは
徒歩数分の距離なので
朝の出発が早い場合は特におすすめです。
市内中心部も十分に徒歩圏内で
観光もしやすかったです。
以上、ダブリン旅行記でした。
翌日は朝からバスで移動します。
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7月30-8月1日
アートの街シカゴを楽しんだ後、
次に向かったのは
カナダのトロント!
カナダは
バンクーバーには過去2回行っていますが
トロントはこれが初めて。
トロントはカナダ最大の都市だけあって
とても発展しています。
ただアメリカの大都市とは異なり
街は清潔感があって
浮浪者の数も少ないです。
高さ553mのCNタワー
ドバイのブルジュハリファに抜かれるまでは
世界一高い自立式建築物だったそうです。
さて、トロントを訪れた最大の目的ですが
それは市内散策でもCNタワーでもなく
ナイアガラの滝へ行くため!
バスで所要1時間45分であり
十分に日帰りできます。
ナイアガラフォールズの街
観光客のための街なので
結構賑やかです。
アメリカとの国境に近いため多くの店では
支払い可能です。
街を歩いて通り抜けると
ナイアガラの滝に到着!
ここも世界三大瀑布の1つですが
アフリカのヴィクトリアの滝と比べると
見劣りしている感が否めない、、
ナイアガラの滝で人気なのが
「霧の乙女号」といって、
写真のように船で滝のすぐ近くまで
行けるんです!
チケットは事前にオンライン購入できます。
28.95カナダドル(約2300円)
雨具が全員に配られます。
出発!
この後もっと滝に近づいたんですが
嵐の中にいるかの如く
ずぶ濡れになるため
写真撮影どころではありませんでした。
ヴィクトリアの滝より規模は小さいですが
それでも滝壺近くまで行くとさすがに
凄い迫力ですね。
滝を見ながらのジップラインも
楽しそう。
今回は日帰りでしたが
夜は滝のライトアップが綺麗らしいので
行くことを検討している人は
ナイアガラフォールズの街に宿泊するのも
アリだと思います。
最後にトロントの安宿情報を紹介。
トロントでは
「planet traveler hostel」
(プラネットトラベラーホステル)
に宿泊していました。
部屋は清潔で
共有スペースも広くて快適。
そして何よりスタッフが皆とても親切!
無料の朝食も付いていて
ベーグルとシリアルの種類がやたらと多いです(笑)
屋上からはトロントの夜景も楽しめます!
ドミトリーで1泊約4000円しますが
トロントの物価は高いですし
コストパフォーマンスを考えれば
お得な方だと思います。
トロントで宿泊費を抑えつつ
快適に過ごしたい方にはおすすめですよ。
7月27-29日
シアトルの後は
当初はアラスカに行く予定でしたが
諸々の条件が合わずやめました。
アラスカは今後の楽しみにとっておくこととして
次に訪れたのは
シカゴ!
シカゴは
位置しています。
ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ
アメリカ第3の都市と言われるだけあって
高層建築が並ぶ大都会です。
面積は約58000㎢で世界第5位であり
琵琶湖の約85倍に相当します。
凄いですね。
またシカゴはアートの街でもあり
市内を歩いていると様々な作品に遭遇します。
ミレニアムパークにある「クラウドゲート」
豆のような形をしており愛称はビーン
クラウン噴水
「フラミンゴ」 by カルダー
「ミロのシカゴ」 by ミロ
「起立した野獣へのモニュメント」
by ジャン・デュビュッフェ
パブロ・ピカソの彫刻
これにはピカソが作品名を付けなかったらしい。
芸術に造詣が深くはありませんが
どの作品もつい見入ってしまう魅力がありました。
シカゴの名物グルメ「シカゴピザ」
深い皿で焼くためディープディッシュとも呼ばれます。
生地が分厚く、注文してから焼き上がるまで
大抵は30分以上待ちますが、
出来立ての味は格別でした。
ピザというよりキッシュに近いかな。
おまけ
実際にシカゴに来るまで知りませんでしたが
ちょうど滞在中に
MLS(メジャーリーグサッカー)の試合があったので
観戦してきました。
シカゴファイアーの本拠地SeatGeek stadium
ホームのシカゴファイアーには
元ドイツ代表のシュヴァインシュタイガーが、
アウェーのDCユナイテッドには
キックオフ
客の入りは6-7割くらい
シュヴァインシュタイガーはCBで出場
ルーニーと終始マッチアップ
試合内容はかなりイマイチ。
稚拙なビルドアップのおかげで
ルーニーはほとんどボールに触れず。
ルーニーは流れの中からのシュートは
たぶんゼロ。
ずっとレベルが高いと思います。
夏のシカゴは涼しくて
とても過ごしやすかったですが
冬は気温が
-20度を下回ることが珍しくないほど
厳しい寒さらしいので
行くなら断然夏がおすすめです!
7月25-26日
更新が長らく滞っており申し訳ありません。
リアルタイムは慌ただしくも充実して過ごしています。
7月18-24日は日本に一時帰国していました。
特にトラブルがあった訳ではなく
いくつか日本でこなすべき用事があったので
出発前から決まっていたことです。
世界一周旅行者の多くはきっと
一時帰国なんてそのプライドが許さないでしょうが、
一時帰国にもメリットは沢山ありますよ。
航空券も出発前に最安日で予約、
しかもアメリカ発券なので
随分と安くすみました。
さて、7月25-26日の旅行記です。
次に訪れたのは
アメリカのシアトル
シアトルは西海岸北部の都市。
以前に来たことがあるんですが
航空券の価格を抑えるのに都合が良かったので
再訪することになりました。
シアトルのランドマーク
ニードルタワー
シアトルはよく雨が降る街ですが
滞在中は幸運にもずっと快晴でした。
パイク・プレイス・マーケット
(Pike Place Market)
色んな物が売られている市場ですが
ここで最も人が集まるのは
スターバックスはシアトル発祥で
今では世界中に約2万店舗あるらしいですが
ここが1号店なんです!
世界中のスタバファンが集まります。
飲めるドリンクは他と全く同じですが
1号店限定のマグカップやタンブラーが売られています。
あと1号店では創業以来
ずっと続けられているパフォーマンスが見られます。
オーダーが入ったドリンクの
IDが記されたカップを
レジスタッフが
バースタッフに投げます。
このパフォーマンスが見られるのは
ここ1号店だけです。
スタバファンなら
是非一度訪れてみてください。
おまけ
ライトレイルのSODO駅まで行き
そこから徒歩10分程度で
スターバックス本社である
「スターバックスセンター」に行くことができます。
以前はここでも限定グッズが購入可能でしたが
2019年7月時点、グッズ販売は終了していました。
以上、元スタバ店員からの報告でした。
7月16-17日
サンディエゴの次に向かったのは
言わずと知れた西海岸の大都市
ロサンゼルス
サンディエゴからロサンゼルスへは
バスで移動。
今回はアメリカの代表的なバス会社である
グレイハウンドを利用しました。
所要は約2時間30分、$13。
グレイハウンドって以前は高かった印象だけど
価格競争によって随分と安くなってますね。
そして
5年ぶりのロサンゼルスに到着。
有名なハリウッドサイン
LAの街はとても大きく
以前に来ていることもあって
今回はハリウッドエリアのみ観光しました。
ハリウッドのメインストリート
ウォーク・オブ・フェイム
ハリウッドスター達の名前が
地面に刻まれています。
あのレッドカーペットが敷かれる
アカデミー賞授賞式の会場
ドルビーシアター
ホステル主催のツアーで
グリフィスパークにも行ってきました。
グリフィスパークは資産家グリフィス氏の
寄付によって1896年に建設された公園。
写真の建物はグリフィス天文台。
宇宙や太陽系に関する展示がたくさんあります。
LA市民に憩いの場を提供したいとの
グリフィス氏の意向から
公園も天文台も無料で入れます。
本格的な天体観測もできるようです。
グリフィスパークのおすすめは
何と言ってもその見晴らしの良さ!
夜景はもっと綺麗です!
今回はハリウッドとグリフィスパークだけの
紹介となりましたが、
ロサンゼルスには他にも多くの見どころがあり、
日本からの直行便もあるので
1週間程の休暇を過ごすにはおすすめですよ。
7月13-15日
グランドサークルの旅を終え
次に訪れたのは
サンディエゴ
アメリカ西海岸の主要都市の中では
これまで唯一未訪問で
気になっていたのがこの街。
街は大都会過ぎず
個人的には好みの規模。
ただサンディエゴには
あまり絶景スポットはありません。
メトロに乗って数少ない見どころの
オールドタウンへ向かいます。
オールドタウン
ここはカリフォルニア発祥の地と言われています。
メキシカンな街並みがフォトジェニック。
ただサンディエゴからは
オールドタウンよりも
もっとメキシカンな場所に行くことができます。
というかメキシコに行けます。
サンディエゴはメキシコ国境に近く、
メキシコのティファナへは
容易に日帰り可能です。
メトロで終点の駅まで行き
後は案内に従って歩いていくだけです。
島国に住む者としては
徒歩で国境を越える感覚に
どこか憧れてしまいます。
アメリカの出国審査なるものは存在せず、
あっさりしたメキシコの入国審査だけ。
国境からティファナ市内へは
徒歩で約20-30分。
タコスの屋台を多く見かけ
国境を超えたことを実感します。
ティファナの街並み
特にこれといった見どころが
あるわけではありませんが、
歩いて国境を超える経験ができ
気軽にメキシコの雰囲気を味わえるので、
サンディエゴを訪れたら
ティファナに足を延ばすのもおすすめですよ。
見どころは多くはないサンディエゴですが
街の規模は程よく
気候的にも過ごしやすいので
きっと住むにはいいんでしょうね。
次に向かうのは大都市なので
気が重くなってきました。