5月31日-6月2日
次に訪れたのは
(以前はグルジアとも表記されましたが、現在ではジョージアとする方が一般的です。)
この国名を聞いてまず初めに
カラーゼを思い浮かべたあなたは
僕と同じサッカー馬鹿です(笑)
まずは移動情報。
アゼルバイジャンの首都バクーから
寝台列車で移動しました。
バクー中央駅を出発前の様子。
列車は26両編成で、先頭車輌が見えません。
バクー中央駅を20:40に出発し、
トビリシ中央駅に翌8:55に到着予定。
1等と2等はコンパートメントタイプの寝台車で、
(3等はコンパートメントではない開放寝台)
1等は2名1室で60マナト(約3800円)
2等は4名1室で35マナト(約2200円)
およそ12時間の鉄道の旅なので
快適性を求めて前者を選択。
マナーの良いイギリス人と同室だったので
しっかり眠れました。
国境でのパスポートチェックに時間がかかったようで
予定より2時間遅れてトビリシ中央駅に到着。
延着はしたものの車内は清潔だし
快適な移動でした。
首都トビリシは思った以上に発展していました。
街は綺麗で、歩道は整備されており、
地下鉄も通っています。
ただトビリシ市内はあまり見所はありません。
ジョージアで最も人気のある観光地は
トビリシから北に約150km離れたカズベキ。
カズベキはロシア国境に近い山間部にある村。
カズベキ自体も美しい場所ですが、
そこに至るまでのジョージア軍用道路も美しい景色が続きます。
カズベキへはマルシュルートカという乗合バスで行くのが一般的ですが、
今回は旅先で出会った日本人2人と共に
レンタカーで日帰りしてきました。
レンタカー代は1日で30USD。
日本車は安心感がありますね。
あとはずっと1本道。
山頂が冠雪しているエリアを目指します。
ジョージアとロシアの国境付近は4000mを超える山々が連なっており、
カズベキ山の山頂は5047mもあります。
(山頂に行くわけではないので特別な装備は不要です。)
レンタカーにしたメリットは
途中の見所に自由に時間をかけられること。
湖畔に建つアナヌリ教会
色の違う2つの川が合流する場所
旧ソ連時代の壁画がある展望台
ここまで来ると結構標高が高くなっていて
涼しくて気持ちいい!
トビリシ市内の気温はこの時期で既に35℃前後でしたからね。
パラグライダーも楽しめるようです。
宿で知り合い仲良くなったドゥーさん
意外と繋がりのある事が判明し、
世の中の狭さを感じました。
ロシア語ペラペラのリク。通訳ありがとう!
所々立ち寄りながら、最終目的地の
ツミンダサメバ教会に到着。
天国に一番近い教会と呼ばれることもあります。
そういった表現はあまり好きではありませんが、
周囲の山々を含めた景色自体はとても美しく
ずっと眺めていられそうでした。
カズベキも、そこまでのジョージア軍用道路も、
絶景の連続で最高でした!
そして移動方法をマルシュルートカではなレンタカーにしたのは
好きな所に好きな時間を避けるので正解でした。
過去にレンタカーで行ったという旅行記は見かけませんでしたが
複数人で行くなら検討する価値はあると思います。
最後にジョージアのグルメを紹介します。
ジョージア料理は安くて美味しいということで
バックパッカーの間では有名になっています。
ヒンカリというジョージア風の餃子。
中は具と肉汁がぎっしり入っていてとても美味しい!
餃子というより小籠包に近い。
鶏肉を大量のニンニクと共に煮込んだ
シュクメルリ!
絶品です!
ニンニク臭が心配ですが
ジョージアで食べればみんな食べてるので大丈夫です(笑)
ここでは紹介しきれませんが
ジョージア料理は他にも美味しいものばかりです!
あとジョージアはワイン生産も盛んで、
安くて美味しいと評判です。
1番下の大きいボトルは5Lで15.8ラリ(約600円)
すっかり気に入りました。
またいつか再訪したいですね。