6月3-4日
もう1つの南コーカサスの国、
まずは移動情報から。
①寝台列車、②マルシュルートカ(乗合バス)
の2つがあります。
寝台列車に乗ろうと考えていたけど、
この時期は隔日運航で自分の乗りたい日には電車はなかったので
今回はマルシュルートカを利用しました。
領土問題(ナゴルノカラバフ問題)で対立しており
国交がありません。
従ってコーカサス3国は今回のように
の順に周遊する必要があります。
(※逆ルートはあまり芳しくないとされています。)
トビリシ中央駅の前から
エレバン行きのマルシュルートカに乗れます。
運転手が客引きしてくるのでエレバン行きはすぐに見つかります。
エレバンはロシア語ではEPEBAHらしい。
マルシュルートカは人数が集まれば出発するシステム。
料金は35ラリ(約1300円)。
30分くらい待つと満席になり出発。
国境での入国審査ですが
途中のサービスエリアみたいなところで
30分くらい昼食休憩をとってくれました。
所要約6時間でエレバンに到着。
隣の席だったトビリシ在住の韓国人とロシア人の夫婦。
車内ではお互いの国についての話をしてたら
6時間はあっという間でした。
ここからはエレバン市内の見どころを紹介。
共和国広場と時計台
アルメニアでよくとれるトゥフという岩石が使用されているため
どこか珍しい色調です。
この岩石を使った建物内は夏は涼しく冬は暖かいらしい。
エレバンで最も賑やかなNorthern Avenue
エレバンは世界で最も古い街の1つで
2800年以上の歴史があります。
カスケード
階段もしくはエスカレーターで上の広場まで登れば
エレバン市内を一望できます。
アルメニア人虐殺博物館
19世紀末から20世紀初頭にかけて
オスマントルコ帝国の少数民族であったアルメニア人が虐殺されたとされており
それに関する資料が展示されています。
(トルコ政府はそのような事実はないと否定しています。)
ルワンダのgenocide memorialもそうでしたが
色々と考えさせられます。
こちらはアルメニア歴史博物館
夜になると、
音楽に合わせた噴水ショーが
無料で見られます。
「SAKURADA(櫻田)」というお店です。
店主の櫻田さん。
気さくな人柄の素敵な方でした。
親子丼!
めちゃくちゃ美味しかった!
メニューは他にも沢山あるし
お値段も良心的なのでオススメのお店です!
最後にエレバンの安宿情報。
今回宿泊したのは
WELCOME FRIENDS HOSTEL
(ウェルカム フレンズ ホステル)
入り口はなんだか廃れて見えますが、
ホステル内はとても清潔。
ドミトリーのベッドにカーテンがあるのは嬉しいですね。
市内中心部にありロケーションは抜群。
朝食ではアルメニア料理が食べられます。
薄味のそば飯みたいな料理が意外とクセになりました。
朝食込みでドミトリー1泊が
2250ドラム(約500円)でした。
(時期によって変動するかもしれません。)
コスパ抜群!
宿で知り合ったWangさん。
クアラルンプール在住の中国人で
職業はMRさんでした。
整形外科でよくお世話になる
Sから始まる社名をこんなところで聞くとは(笑)
彼の2歳の子供がとても人懐っこくて
ホステル内でアイドル的存在になってました。
最終日に空港まで送ってくれました。
これで南コーカサス3国の周遊は終了です。
どの国もそれぞれ異なる魅力があり、
本当に楽しかった!
短期旅行では難しいかもしれませんが、
機会があればぜひ訪れてみてください!