6月7-8日
アルバニアの次にやってきたのは
お隣の国コソボ。
多くがイスラム教徒であるアルバニア人が住む地域であったため、
セルビア人とは宗教的、文化的に相容れないため
次第に独立機運が高まり、
コソボ紛争を経て
2008年に独立しました。
まずは移動情報から。
アルバニアの首都ティラナから
バスで移動しました。
バスはティラナの国際線バスターミナルから出発。
(※国内線バスターミナルとは場所が異なるので注意!)
所要は約4時間で、片道€10。
利用したのはコソボ側のバス会社だったようで
料金はユーロで支払い。
というのもコソボには自国通貨がなく
ユーロが使用されています。
新しい車両で快適な車内。
ティラナで同宿だったインドネシア人と一緒に移動したので
お喋りしてたらあっという間に4時間が過ぎてました。
概ね予定通りにプリシュティナに到着。
プリシュティナのバスターミナルは
市内中心部から2kmほど離れています。
某ガイドブックには載っていませんでしたが
1Aの市内バスで簡単に移動できます。
片道€2。
アルバニアと同じく
コソボのバスも新しくて綺麗。
ここからはプリシュティナの街を紹介。
マザーテレサといえばインドのイメージですが
この機会に知りました。
スカンデルベグ広場
アルバニアのティラナと同じ。
新しい国ということで
NEWBORNのモニュメント
こちらはビル・クリントン通り
と思うかもしれませんが、
コソボの独立にはアメリカを始めとしたNATOの介入が大きく影響しており、
感謝と敬意を込めて当時のアメリカ大統領の名が冠されているわけです。
如何に独立が容易なものでなかったかを
物語っている気がしました。
ちなみにコソボを国家として承認している国は
アメリカや日本を含めて約110ヶ国ありますが、
残りの80ヶ国以上は未承認です。
セルビアは当然のことながら、
セルビアと親密な関係にあるロシアや
国内に民族問題を抱える中国やスペインも
後者に含まれます。
独立したからといって
こちらはマザーテレサ大聖堂
彼女の偉業を称えて建てられた大聖堂だそうです。
これは国立図書館
不思議な外観です。
建築に詳しい人には面白いのかな。
先ほどのマザーテレサ大聖堂の鐘楼からも眺めることができます。
続いてはコソボの食事事情を紹介。
イスラム教徒の多い国なので
ただ戒律は厳しくないのでアルコールは飲めます。
アルバニアと同様に
コソボの人々もとてもフレンドリーで
街を歩いていたらよく話しかけられます 。
写真の彼は満遍の笑顔で
「コソボにようこそ!」
と歓迎してくれました。
あと街中を歩いているのは若者ばかりです
国民の平均年齢はなんと29歳ほどらしい!
国だけでなく国民も若いんですね。
最後に快適だったプリシュティナの安宿情報を紹介。
プリシュティナでは
「プリシュティナ センター ホステル(Prishtina Center Hostel)」
に宿泊しました。
入り口で土足を脱ぐスタイルは
日本人には嬉しいですね。
ドミトリーはカーテン付き。
部屋も共用エリアもとても清潔に保たれており
またスタッフはみなとても親切でした。
6人1部屋のドミトリーに宿泊しましたが
朝食付きで1泊€9(約1100円)。
アルバニアでの宿に続き
コスパ抜群です。
バルカン半島の国々の安宿のレベルは高いですね。
次回の記事ではここプリシュティナから
近郊へ日帰りで出掛けた様子を報告します。