9月6-8日
モルドバのキシナウから更に南下し
次に訪れたのは、
ブカレストはパリを模して作られた街であり、
「東欧のパリ」「小パリ」とも呼ばれます。
パリっぽいオープンテラスのレストラン
お洒落なパン屋もあります。
凱旋門もあります。
これまでの東欧諸国の街並みとは異なり
ルーマニアでは
一気に共産圏の雰囲気が薄れました。
それもそのはずでルーマニアは
東側諸国の中ではいち早くソ連と距離を置き
西側諸国に接近した国家です。
なおルーマニアは2007年に
(※ユーロ導入やシェンゲン協定加盟はまだ)
ブカレストは人口約200万人の大都市であり
市内の見どころを全て徒歩で回るのは大変。
移動は地下鉄が便利です。
運賃は2回券で5レイ(≒125円)
(なぜか1回券はない。)
車両は西欧風だし、
プラスチックコインではなく紙製。
またブカレストの地下鉄は
以前はスリが非常に多かったらしいですが、
警備の強化などで現在は大幅に
改善されているようです。
路面電車も走っています。
この巨大な建物は「国民の館」
「国民の」とは名ばかりで実際は
かつての独裁者チャウシェスク元大統領が
自身と家族のために贅を尽くした宮殿です。
因みにチャウシェスク元大統領は
1989年のルーマニア革命で失脚し
同年に公開処刑されています。
長年の独裁に対する国民の怒りは
相当なものだったようです。
「国民の館」は現在では国際会議や
コンサートなどの会場として利用されており、
ツアーに参加すれば
内部を見学することもできます。
ツアーは予約しておく方が確実ですが
この日は当日現地で申し込みできました。
代金は40レイ(≒1000円)
馬鹿でかいカーペット
両側には高級そうな絵画や骨董品
こんな部屋が無数にあります。
レッドカーペット
いちいちシャンデリアが凄い。
国民が貧困に苦しむ中で
これだけ私欲を満たしていたら
そら革命も起こされるわな。
大都市ブカレストですが
あまり見どころは多くないので
長居せずに次の目的地へ移動します。
まだ東欧の旅が続きますよ。