5月16日
ドイツとの国境付近に位置しており、
ミュンヘンからは電車で2時間の距離。
南ドイツのバイエルン地方には
バイエルンチケットという電車やバスの乗り放題パスがあり、
これにはザルツブルクも含まれています!
これを利用してお得にザルツブルクへ日帰り旅行をしてきました。
バイエルンチケットは利用人数によって値段が変わります。
1人だと€25でした。
複数名で利用すればもっとお得になりますが、
1人でもザルツブルクへの往復と地下鉄やバスにも乗り放題で€25なら
十分に安いと思います。
バイエルンチケットは平日は午前9時から使用可能。
ラッシュアワーは過ぎており、車内は空いていて快適でした。
予定通り2時間でザルツブルク中央駅に到着。
世界遺産である旧市街へ歩いて向かいます。
旧市街への道中、
教会の前で野外市場が催されていたので寄ってみました。
異国の市場は
現地の人々の生活の一部が垣間見えて面白い。
こちらはモーツァルトが生活していた住居。
ザルツァッハ川。
川を渡れば旧市街です。
ヨーロッパの橋ではよく見かける光景。
橋を渡って旧市街に到着。
黄色い建物はモーツァルトの生家。
看板がお洒落。
街と調和がとれている馬車
ミラベル宮殿
この裏の庭園が綺麗でした。
ザルツブルクは1日で十分に歩いて回れる規模の街でした。
美しい中世の街並みがしっかり残されており、
ミュンヘンから足を延ばす価値はあると思います。
バイエルンチケットを使えば交通費も安く抑えられますし。
ザルツブルク観光に満足し、
行きと同様に電車でミュンヘンへ戻ります。
すると、ザルツブルクを出発して約1時間に車内アナウンス。
線路の不具合(?)のため電車から降りろとのこと。
田舎のほぼ無人駅で降ろされ途方にくれる数百人の乗客。
近くにバスや別路線の電車もなく、
結局ここで運転再開まで2時間近く待ちました、、、
この季節なので寒さも厳しくなく日照時間も長いから待てたけど、
これが冬だったらと考えるとゾッとしました。
このおかげで宿に帰ったらもうグッタリで
すぐに眠りにつきました。
5月14-15日
4泊したドブロブニクともお別れ。
諸般の理由で別都市に寄り道することにしたので空港へ。
ドブロブニク空港から1時間半のフライトで
ミュンヘンに到着!
欧州内のフライト価格は
日程によっては結構安いので
陸路に拘らずに利用します。
ミュンヘン空港から市内へは鉄道で約1時間。
ドイツの主要な空港のほとんどは
DB(ドイツ鉄道)が乗り入れているため便利ですね。
ミュンヘン中央駅に到着。
午後のフライトだったので時刻はもう午後8時頃ですが、
サマータイムを採用していることもあって
外はまだまだ明るいです。
ミュンヘン中央駅の周辺には安宿が沢山あります。
徒歩数分で予約していたホステルにチェックイン。
翌日にミュンヘン市内を街歩き。
中央駅から少し歩いたところにあるカールス門。
カールス門の先はノイハウザー通り。
観光地もこのエリアにまとまっています。
ミヒャエル教会
内部撮影OKでした。
さらに進むと
マリエン広場に出ます。
新市庁舎
バイエルン州立歌劇場
ヴィクトアーリエンマルクトという野外市場
ミュンヘンは南ドイツ最大の都市ですが
市内観光はあまり見応えありませんね。
まあ予想通りだったんですが。
しかしミュンヘン周囲の日帰り圏内には
いくつか観光名所があります!
ドブロブニクの時と同じように
明日からはここミュンヘンを拠点にして
それらを楽しみたいと思います。
5月11-13日
前回の記事に引き続き
ドブロブニクの紹介です。
ドブロブニクには合計4泊しました。
世界遺産である
城壁に囲まれた旧市街へ。
この門をくぐって旧市街へ入ります。
まだ5月で本格的な観光シーズンの前ですが
観光客でごった返していました。
旧市街らしい建造物
細い路地も多いです。
あまりに人が多いため城壁の外へ避難。
旧市街から見るスルジ山
山頂の十字架が小さく見えます。
城壁内の旧市街自体はこじんまりとしており
そこまで見応えはありませんでした(笑)
前回の記事で紹介したように
スルジ山頂から眺望が最も美しく感じられました。
規模が小さく1日あれば見所を回れるドブロブニクに
わざわざ4泊もした理由は、
ここを拠点に隣国の観光名所を訪れるため。
1日はモンテネグロのコトルへ日帰り。
ドブロブニクからコトルへはバスでアクセスできます。
所要は約2時間半。
(今回はドブロブニクの出発が2時間遅延!)
コトルは1979年に世界遺産に登録された
モンテネグロ随一の観光地です。
観光客の数はドブロブニクよりずっと少ないです。
城壁が上の方までずっと続いています。
これを登った所から見る景色がとても素晴らしいのですが
バスの到着が遅延したため十分な時間がなく
少ししか登れませんでした。
うん、いまいち。
気になった人は検索サイトやSNSでチェックしてみて下さい(笑)
また別の日には
ネレトヴァ川に架かる橋、スタリ・モスト。
残念ながら悪天候でした。
町の若者にはこの橋から川へ飛び込む伝統があるらしいです。
毎年夏にはその美しさを競う大会まであるんだとか。
写真で橋中央に写っている人も
こんな天気にも関わらずこの後飛び込んでました。
東側はトルコ料理屋が多い。
トルコ料理好きなんですよね。
コトルもモスタルも
クロアチアとはまた違った雰囲気を持っていて
興味深かったです。
ドブロブニクを訪れた際は
どちらも日帰りで行けるので検討する価値はあると思います。
こんな調子で
しばらくはヨーロッパの未踏の街を巡っていきます。
5月10日
「いきなりアフリカですか?」
アフリカ縦断中にしばしばこの質問を受けました。
理由は幾つかあります。
理由① アジアはいつでも行ける
1年以上の長期旅行をする日本人の多くは
最初にアジアを周りますが、
日本からアクセスしやすいアジアは
復職して以降の1週間程度の休暇でも訪問可能なので
僕は後回しにしています。
(アジアのほとんどの国々は既に訪問済みというのもあります。)
理由② 旅の序盤はまだまだフレッシュ
1年間に及ぶ旅は非日常の連続でとても楽しいですが
疲労が溜まってくるのも事実です。
アフリカ諸国の大半は
交通機関や水廻りなどのインフラがお世辞にも整っているとは言えませんし、
治安や食事の面でのストレスも予想されたので、
出発したばかりのフレッシュなうちに
アフリカを縦断してしまおうと考えました。
理由③ ヴィクトリアフォールズの水量が多い
ヴィクトリアフォールズを訪れた際の記事でも述べましたが、
雨季終わりのこの時期が
年間で最も水量が多く見応え抜群です。
(乾季に行ってがっかりしたという話も聞きます。)
大きな理由は上記ですかね。
(他にも細々したものはありますが。)
実際に縦断を終えてみても
アフリカをこの時期にしておいて良かったなと思います。
さて、本題の旅行記に戻ります。
ケープタウン空港を前日の夕方に発ち、
経由を含めて約14時間を要して到着したのは
理由はこのフライトが格安だったから。
ドブロブニクは人気観光地ですし
一度は行ってみたかったので丁度良かったです。
ドブロブニク空港は比較的小さい規模でした。
空港から市内へはシャトルバスがあります。
空港→市内のルートでは
メインバスターミナルでしか下車できませんでした。
ここから宿まで徒歩で移動し
荷物を置いたら早速出掛けます。
ドブロブニクの旧市街は
城壁で囲まれた美しい街並みを誇り
1979年に世界文化遺産に登録されています。
まずはその旧市街を一望するために
標高412mのスルジ山を登ります。
山頂への行き方は3つあり、
①ロープウェイ(約2500円、片道数分)
②タクシーまたはレンタカー
③トレッキング(無料、片道約1時間)
天気が良かったので③を選択。
登山道の入り口
ずっと1本道なので迷うことはありません。
登山道は舗装されておらずデコボコ。
トレッキングシューズまでは要らない印象ですが
サンダルだと危ないです。
見込み通り約1時間で山頂に到着。
ここをもう少し進むと、、、
期待を裏切らない絶景でした!
アドリア海は波がとても穏やか。
旧市街が城壁で囲まれている様子がよくわかります。
山頂には大きな十字架も立っています。
山頂からの景色も見事でしたが、
1時間のトレッキングも非常に気持ち良かったです。
ロープウェイが便利で楽ですが、
天気が良ければトレッキングも検討する価値はありますよ。
城壁内の旧市街の様子については
明日以降の記事でまた報告します!
5月9日
ケープタウン最終日は
市内を歩いてまわります。
ケープタウン市内は発展しており
高層ビルが立ち並びます。
昨日とはうって変わって良い天気
ケープタウンは都会で人気観光地なので
もっと人で溢れているのかと思っていましたが
意外と街を歩いている人は少ない。
歩きやすいのはいいんですが
人気がなく不安を感じる路地もあるので
できるだけ人通りの多い道を選んでいました。
そのまま歩いてイスラム教徒の居住地区
マレークウォーターへ。
カラフルな外観が特徴的
インスタ映えスポットですね(笑)
その後は旅友に教えてもらったカフェ「ORIGIN」で休憩。
ゆっくり過ごせる空間でした。
久しぶりにプレスでコーヒー飲みましたけど
やっぱりいいですね。
連日の日帰りツアー参加で少し疲れていたので
こうやってのんびり過ごした後、
次の目的地へ移動するため
夕方に空港へ向かいました。
ケープタウンには5日間滞在しましたが、
見所が多く、
物価は安くて、食事は美味しいので
もう少し長く居たかったかな。
さて、幾つかの予定変更があり
これで約5週間に及んだアフリカの旅は終わりです。
駆け足ではあったけど十分に楽しめました。
アフリカの雄大な自然はもちろん素晴らしかったですが、
それよりも印象的だったの陽気な人々。
ある日、アメリカ人とイギリス人とこんな話になりました。
まだまだ貧困から抜け出せてはいないアフリカ諸国だけど、
アフリカの人々の方が自国と比べてずっと笑顔で楽しく生活をしているなと。
「幸せはGDPでは測れない」という言葉がありますが、
実際にアフリカの地に来てそれを強く感じました。
魅力あふれるアフリカ、
またいつの日か必ず再訪したいと思います。
5月8日
ケープタウン近郊の観光地として
喜望峰と並んで人気なのが
ワインランド!
地中海性気候でブドウ栽培に適しており
南アフリカのワイン生産は約350年の歴史を誇ります。
世界的にも評価の高い南アフリカワインを楽しむべく
日帰りワイナリーツアーに参加してきました。
昨日の喜望峰に引き続きCity Sightseeing社の日帰りツアーに参加。
喜望峰とワイナリーの両ツアーに申し込むと割引があるのでお得ですよ。
この日はあいにくの雨。
というより天気予報で雨の確率が高かったので
屋内型であるこのワイナリーツアーに申し込みました。
市内を少し離れると
テーブルマウンテンが綺麗に見えるスポットで
いったんバスを止めてくれます。
が、天気が悪くてテーブルマウンテンは全く見えませんでした(笑)
1つ目のワイナリーに到着。
ウェルカムドリンクでお出迎えしてくれます。
まずは施設見学ツアー。
ワイナリーのスタッフが南アフリカワインに関する様々な説明をしてくれます。
続いてお待ちかねのテイスティング!
ワインそれ自体も非常に美味しいのですが、
それぞれのワインに合うスイーツを用意してくれていて、これがまた絶妙!
ワインの味わいをぐっと引き立ててくれます。
ペアリングって重要ですね!
もちろんワインの購入も可能で、
豊富な種類のワインが並んでいます。
(長期旅行中で荷物になるので当然購入しませんが)
2軒目のワイナリーへ行く途中の街でランチ休憩を兼ねたフリータイム。
雨の中で美味しそうなレストランを探し歩くのも億劫だったので
近くにあったスーパーでtake away。
スーパーで買うサンドウィッチや惣菜ですら美味しい!
ケープタウンが美食の街と呼ばれるのも頷けます。
2つ目のワイナリーに到着。
この頃には雨は止みました。
City Sightseeing社のツアーでは2つのワイナリーしか訪れませんが
僕にはこれで十分でした。
他のツアー会社では5つのワイナリーを1日で巡るものもありましたので
ワイン好きの人にはいいかもしれません。
ケープタウンからの日帰りワイナリーツアーは
参加する価値はあると思います。
特に天気の悪い日は
ワイナリー訪問を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
5月7日
ケープタウンと聞いて
多くの人が最初に思い浮かべるものは
ではないでしょうか。
ポルトガル人バルトロメウ・ディアスによって発見され
それ以降は海上交通の要所として繁栄しました。
ケープタウン市内からはおよそ70kmの距離であり
日帰りでの訪問が可能です。
レンタカーという選択肢もありますが、
現地の日帰りツアーが結構安くてお得なのでそちらに参加してきました。
因みによく間違われていることですが喜望峰は
アフリカ大陸最南端ではありません!
左側に示したケープ半島の先端が喜望峰ですが、
アフリカ大陸最南端は右側に示したアグラス岬です。
さすがに今回はアグラス岬へは行きませんが。
早朝のケープタウン市内、霧がかった天気。
これではテーブルマウンテンを楽しみきれないでしょうね。
昨日は晴れててラッキーでした。
この時期のケープタウンの朝は寒い。
南半球であること実感。
ケープタウンにはカフェがたくさんあります。
これまでのアフリカ諸国はそうではなかったので
非常に有難く感じられてしまいます。
ツアーはCitysightseeing Cape Town社を利用。
良心的な価格で、オンライン申し込みもできるので便利。
バスで1.5時間程度で到着。
さすがに観光バスだらけです。
奥に見える岬が喜望峰
歩いて岬へ向かいます。
起伏に富んだ道のりで、軽いトレッキングです。
喜望峰の手前は発見者の名前を冠したディアスビーチ
喜望峰に到着!
一見するとただの岬ですが、
大航海時代に多くの船団がここを通って
まだ見ぬ世界を目指したんだなあ
と歴史に思いを馳せずにはいられません。
定番の写真撮影スポット。
ちゃんと最南西端って書いてあります。
ケープ半島の先端には喜望峰(cape of good hope)の他にもう1つ、
cape pointという岬があります。
景観としてはこちらの方が美しかったかもしれません。
ずっと眺めていたくなるような景色でした。
ツアーでは喜望峰から市内へ戻る途中に
ボルダーズビーチというところに寄ります。
ここには多数の
ケープペンギン(アフリカンペンギン)
が生息しています。
あまり人を怖がらないため間近で見られます。
ペンギンって本当に愛くるしいですよね。
鳥類の中で1番好きです。
定番の観光地である喜望峰へのツアーでしたが、
期待を裏切らない満足感が得られました!
観光客を魅了し続ける街であることも頷けます。
明日もまだケープタウンを堪能します。