5月23-24日
4泊したザグレブから鉄道に乗り
ザグレブ中央駅は思いのほか小さい。
ここでベオグラード行きの列車を待ちますが
定刻になってもなかなか来ません。
30分遅れでやってきました。
車体は落書きだらけ。
それぞれの審査官が乗り込んできて、車内で出入国審査。
特に質問などはなく
パスポートを見せるだけで出入国印を押してもらえました。
結局7時間かかりました。
まあ海外の鉄道は遅延なんて日常茶飯事なので
大して驚きません。
しかし日本の交通機関の定時運行率ってすごいですよね。
海外に出るといつも思います。
ベオグラードを街歩き。
旧ユーゴスラビア時代の首都でもあるのでかなり発展しており
ザグレブよりも都会です。
大きなショッピングモールもあります。
先ほどの歩行者天国を抜けるとカレメグダン公園に着きます。
ベオグラードっ子の憩いの場のようです。
違うエリアに行くとガラッと雰囲気が変わります。
建物がなんだかソ連っぽいですね。
負の遺産ですが
おそらくベオグラード1番の見所であるクネズ・ミロシュ通り
別名は「空爆通り」
コソボ紛争の末期である1999年に
その悲しい歴史を忘れないためにと
空爆で破壊された建物の一部がそのまま残されています。
生々しく残る空爆の跡
ここ最近は米国とイランの緊迫していますが
平和的な解決に至ることを願います。
ベオグラードは1泊のみの滞在でした。
落書きだらけの通りには一瞬身構えますが
実際には危険な雰囲気は特になく
ザグレブ同様に治安は問題なさそうな印象です。
むしろ親切な人が多くとても居心地が良かったので
興味を持った方は是非訪れてみて下さい。