5月25-26日
ベオグラードの次に向かったのは
トルコの首都イスタンブール。
トルコは学生時代に10日間ほどかけて周遊しましたが
食事は安くて美味しいし
親日国で人々はとてもフレンドリーだし
ずっと再訪したかった国の1つでした。
無償でビジネスクラスにアップグレードされました。
(おそらく航空会社のオーバーブッキングによるもの)
ラッキー!
快適なビジネスクラスのフライトのおかげで
あっという間にイスタンブール新空港に到着。
これまで利用されていたアタテュルク国際空港の機能は
2019年4月より新空港に移されています。
まだあまり情報を見かけなかったので
新空港から市内への移動方法を載せておきます。
到着フロアから外に出て
地下へ降りるとバス乗り場があります。
バスは様々なルートがあるようでした。
多くのバックパッカーが宿泊するであろうスルタンアフメット地区へは
16番から乗るバスで直接行けます。
所要は約1時間(混雑状況による)
運賃は片道18リラ(約330円)
バス乗り場の近くで入手可能です。
新空港の情報を持っていなかったんですが
同じ飛行機だったArdaが案内してくれました。
トルコ人は本当に親切。
トルコは前回来た時に時間をかけて周遊しているので
今回はイスタンブールのみの滞在です。
地下宮殿
イスタンブール市内には
大小様々な規模のバザールがあちこちにあります。
Turkish delightと呼ばれるお菓子
健康には良くなさそうですね、、
旧市街と新市街を結ぶガラタ橋
徒歩でも渡れます。
ガラタ橋はいつも釣り人だらけ
ガラタ橋名物のサバサンド
意外と美味しいですよ。
新市街で最も賑わうイスティクラル通り
トルコ料理は本当に美味しいものばかり!
食べたいものを指差しでオーダーできるのも有難い。
ベシクタシュのスタジアムにも行ってきました。
(試合は観れませんでしたが)
かなり安かったので香川ユニを購入。
日本から友人夫妻がちょうどトルコ旅行に来ていたので
夜は一緒にビールで乾杯。
トルコはイスラム教の国ですが戒律は緩やかであり
飲酒できる店は沢山あります。
隣の席にいたMahmutとその彼女
よくよく話してると彼はトルコリーグ2部のプロサッカー選手でした!
夜はブルーモスクが綺麗にライトアップされます。
トルコは食事が美味しい、物価が安い、人が良いという
バックパッカーが求める3要素が揃っていますね。
この1年の旅では
基本的には未踏の地を巡って行きますが、
(そのため変なルートになってます 笑)
トルコは再訪して本当に良かったなと思える
魅力的な国です。
今回はイスタンブールのみの滞在ですが
カッパドキアやパムッカレといった絶景を楽しむこともできますし
とてもお勧めの国の1つです!
ぜひ一度訪れてみてください!
5月23-24日
4泊したザグレブから鉄道に乗り
ザグレブ中央駅は思いのほか小さい。
ここでベオグラード行きの列車を待ちますが
定刻になってもなかなか来ません。
30分遅れでやってきました。
車体は落書きだらけ。
それぞれの審査官が乗り込んできて、車内で出入国審査。
特に質問などはなく
パスポートを見せるだけで出入国印を押してもらえました。
結局7時間かかりました。
まあ海外の鉄道は遅延なんて日常茶飯事なので
大して驚きません。
しかし日本の交通機関の定時運行率ってすごいですよね。
海外に出るといつも思います。
ベオグラードを街歩き。
旧ユーゴスラビア時代の首都でもあるのでかなり発展しており
ザグレブよりも都会です。
大きなショッピングモールもあります。
先ほどの歩行者天国を抜けるとカレメグダン公園に着きます。
ベオグラードっ子の憩いの場のようです。
違うエリアに行くとガラッと雰囲気が変わります。
建物がなんだかソ連っぽいですね。
負の遺産ですが
おそらくベオグラード1番の見所であるクネズ・ミロシュ通り
別名は「空爆通り」
コソボ紛争の末期である1999年に
その悲しい歴史を忘れないためにと
空爆で破壊された建物の一部がそのまま残されています。
生々しく残る空爆の跡
ここ最近は米国とイランの緊迫していますが
平和的な解決に至ることを願います。
ベオグラードは1泊のみの滞在でした。
落書きだらけの通りには一瞬身構えますが
実際には危険な雰囲気は特になく
ザグレブ同様に治安は問題なさそうな印象です。
むしろ親切な人が多くとても居心地が良かったので
興味を持った方は是非訪れてみて下さい。
5月22日
ザグレブ最終日
ザグレブ市内の見所は初日に既に巡っているので
この日は特に目的もなく市内を歩いてみます。
すると中心部であるイェラチッチ総督広場が
なんだか騒がしいので近づいてみます。
若者たちが爆音のクラブミュージックのなか大はしゃぎ!
どうやら最終学年の高校生の卒業イベント?らしいです。
噴水の中も人で埋め尽くされてます。
あとみんな笛をくわえてピーピー鳴らしてます。
これだけの人数で鳴らすので耳が痛くなる程の音量でした。
発煙筒まで登場
写真を求めてくる陽気な青年
騒ぎ過ぎて怪我をする者も。
クロアチアの救急車は黄色なんですね。
音楽と笛の大音量で耳が壊れそうなので
ここは離れて目的のない街歩きを再開。
大きな教会を見つけたので中に入ってみます。
他にどこか行くところがないかと調べていると、
欧州で最も美しい墓地と謳われる
ミロゴイ墓地が近くにあるらしいので
行ってみることに。
先ほどの教会の近くから106番のバスに乗り
10分程で到着。
ロールプレイングゲームに出てきそうな外観。
回廊が綺麗でした。
墓地なので当然ですが静かで、
なんだか心が落ち着きます。
欧州で1番なのかは分かりませんが
美しい場所でした。
小腹がすいてきたのでパン屋へ。
ドブロブニクもそうでしたが
ザグレブ市内にはパン屋が非常に多いです。
クロアチア風クレープ「palacinka(パラチンケ)」
7.2クーナ(約120円)
他のパンはいたって普通だったけど
これは美味しかった!
トミスラヴ王広場での夕暮れ
ザグレブには合計4泊しましたが
街は程よい規模で
人で溢れているということもなく
なかなか過ごしやすかったです。
治安に関しても
危ない雰囲気の場所は一度も見かけず
ひとりでの街歩きは特に問題ない印象です。
(もちろん最低限の注意はどこでも必要ですが。)
翌日は電車で次の国へ移動します。
5月21日
ザグレブからの日帰り旅行第2弾は
バスで約2.5時間。
この路線はFlixbusが通っています。
片道で約1000円でした。
写真の建物がリュブリャナ中央駅で
その目の前がバスターミナル。
バスターミナルの建物。
一国の首都のバスターミナルとは思えないほど小規模でした。
本来ならここでバスを乗り換えて
写真でも分かるようにこの日は天気が良くなかったので
ブレッド湖へは行かずに
首都リュブリャナだけ観光することにしました。
リュブリャナはあまり大きな街ではなく
中央駅・バスターミナルから中心部へは徒歩圏内。
10分ほど歩くとリュブリャナの見どころである三本橋が見えてきました。
んー、
ただ橋が3本かかっているだけですね、、、
プレシェーレン広場
奥に見えるのがリュブリャナ城
街並みは綺麗ですが、天気がイマイチ。
竜の橋
肉屋の橋
街歩きは数時間で終了。
天気が悪いとあまり写真を撮る気が起こりませんね。
ランチは陽気なおじさんの客引きが気に入ったのでケバブ。
因みにスロベニアの通貨はユーロです。
(クロアチアは自国通過クーナを使用。)
予想はしていましたが、
リュブリャナはこれといった特筆すべき観光スポットはありません(笑)
(スロベニア人の皆さんごめんなさい。)
やはり天気がいい日にブレッド湖まで足を延ばすことをオススメします!
5月19-20日
リアルタイムは通信環境が悪い地域が続いており
あまり更新できず申し訳ありません。
Instagramの方がまだブログよりは更新頻度が高いので
ご興味のある方は連絡下さい。
さて、
ミュンヘンから夜行バスで次に向かったのは
夜行バスの所要時間は約7時間。
幸運にも隣が空席だったので
足を伸ばして比較的快適に眠れました。
ただしクロアチアはシェンゲン圏外のため
クロアチア国境でのパスポートチェックで起こされましたが。
早朝にザグレブのバスターミナルに到着。
バスターミナルと市内中心部は少し離れています。
トラムでも行けますが、
距離感や街の雰囲気を知るために歩きます。
約20分でザグレブ中央駅に到着。
中央駅前のトミスラヴ王広場
中央駅から北に真っ直ぐ15分ほど歩けば旧市街であり、
両者の間には安宿が多くあります。
宿にチェックインした後、旧市街へ。
旧市街のイェラチッチ総督広場
首都だけあってドブロブニクより発展しています。
ケーブルカーで小高い丘の上へ上がれます。
特徴的な屋根の聖マルコ教会
小洒落た飲食店が並ぶエリア
イェラチッチ総督広場に戻ってきたら
衛兵交代のようなセレモニーが行われていました。
カメラ目線(笑)
夜行バスの疲れもあったので
この日の街歩きはほどほどで終了しました。
翌日は日帰りでプリトヴィツェ湖群国立公園へ。
クロアチア屈指の人気観光地です。
昨日と夜行バスが着いたのと同じバスターミナルから出発。
約2時間で入口前のバス停に到着。
プリトヴィツェ湖群国立公園の入場券はインターネットで事前に購入可能なのですが、
天気が雨でないことを当日に確認したかったため
入口で当日券を買うことにしていました。
当日券売り場では行列ができるとの事前情報を得ていたため
朝早くに到着するようにしました。
早起きの甲斐あってまだ20人程度しか並んでいませんでした。
しかし少し時間が経ってからで後ろを振り返ってみると、、
あっという間に大行列!
これだけ前に並んでいればすぐに入場するだろうと思いきや、
当日券売り場はなかなかオープンしません。
というのも国立公園内は歩道が狭いため入場制限があるんです。
インターネットやツアーで
事前に入場券を手配した人を優先的に入場させ、
その混雑状況をみて当日券販売のタイミングが決まるようです。
そんな訳で入場するのに結局1時間半かかりました!
さすがに待ちくたびれましたが
ゲートをくぐると早速素晴らしい景観が目に飛び込んできます。
大小16の湖と92の滝から成る美しい景観を誇り、
1979年に世界遺産に登録されています。
滝の方へ歩いて行くのですが、
物凄い人の数!
しかも歩道がとても狭いのであちこちで渋滞が起き
思うように歩けません。
入場制限もせざるを得ませんね。
写真撮影では人をフレームアウトするのは困難。
5月でこれなら
夏の本格的な観光シーズンはどうなるんでしょうか。
ボートで湖を移動することもできます。
大小様々な滝や草木、エメラルドグリーンの湖が作り出す景観は
本当に美しかったです。
ザグレブへ戻るバスはここから乗ります。
本当にバスが来るのか不安になるようなバス停でしたが
この後ちゃんと乗れました。
国立公園周辺には宿泊施設もありますが、
個人的には日帰りで十分かなと思います。
公園内は歩道の狭さゆえの大混雑ですが
景観自体は非常に綺麗なので、
是非一度訪れてみて下さい。
5月18日
ミュンヘン最終日は 久々のサッカー観戦へ!
ブンデスリーガ最終節バイエルン・ミュンヘンvsフランクフルトを
観に行ってきました!
例年なら最終節はもう優勝チームが決まっていて
消化試合という場合が多いですが、
今年は最終節までもつれ、
首位バイエルンはこの試合に勝てば優勝という
熱いカードになりました!
まずは宿をチェックアウト。
ミュンヘンでは中央駅すぐ近くの
WOMBAT’Sというホステルに泊まっていました。
便利な立地で、設備も清潔で快適でした。
チェックアウト後も無料で荷物を預かってくれます。
スタジアムへはUバーンという地下鉄で容易にアクセスできます。
ブンデスリーガのチケットは
行き帰りの電車が無料になる場合が多いですが、
バイエルン・ミュンヘンのチケットではそのシステムは採用されていません。
最寄駅に到着。
スタジアムへはここから徒歩10分ほどですが、
1本道で皆同じ方向へ進むので迷うことはまずありません。
バイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレナ。
宇宙船のような外観です。
欧州のビッククラブのスタジアムはこれまでに大抵行ったけど
ここは初めて。やっと来れてテンション上がります。
ブンデスリーガではかなり小さめのハンドバッグくらいしか
スタジアム内に持ち込めないので、
荷物がある人はここで預けます。
入場してからピッチがみえるまでのワクワク感がたまらない。
いいスタジアムですね!
サイドラインのもっと良席で観たかったですが、
優勝のかかったホーム最終戦なので贅沢は言えません。
今季限りでの退団を表明したリベリーとロッベンのラストマッチでもあり、
ウォーミングアップ中は2人のチャントばっかりでした。
選手入場。
キックオフ。
バイエルンが一方的に攻める展開。
前半のうちにあっさり先制。
VARで試合が止まるのをスタジアムで初めて経験しましたが
微妙な空気感です。
後半もバイエルンが押し込む時間が続きます。
フランクフルトの長谷部はCBでフル出場してました。
2人ともゴールを決めます。さすがですね。
結局4-1でバイエルンが勝利し優勝を決めました。
優勝セレモニー。
とても観戦しやすい良いスタジアムでした!
帰りの電車は大混雑。
この後はホステルに戻って荷物をピックアップ。
既にチェックアウトしてますがバスの時間まで共用エリアを使わせてくれました。
その後ミュンヘンのバスターミナルへ。
中央駅から徒歩圏内。
サッカー観戦後の興奮で眠れるか不安ながら
夜行バスで次の目的地へ移動します。
5月17日
ミュンヘンからの日帰り旅行第2弾でニュルンベルクへ行ってきました。
バイエルンチケットではICやICEという特急には乗れませんが
利用可能なRBという快速でも1時間45分ほどでアクセスできます。
ニュルンベルク中央駅に到着。
まずは中央駅の前から8番のトラムに乗ってナチス党施設の跡地である
「Doku-Zentrum ドク・ツェントラム」へ行きます。
約20分で到着。
ここは1938年以降ナチス党大会が開催されていた場所であり、
現在は第2次世界大戦時の負の遺産を展示するmuseumとなっています。
ユダヤ人迫害の元となった悪名高きニュルンベルク法が制定されたり、
ナチスの歴史と関わりのある街です。
ルワンダで訪れたgenocide memorialのように
様々なことを考えさせられる場所です。
党大会が行われたツェッペリンフェルトを歩くことができます。
ヒトラーが大衆の前で行う演説を
誰もが一度は映像で見たことがあるのではないでしょうか。
(Wikipediaより引用)
(Wikipediaより引用)
(Wikipediaより引用)
とても広大な跡地。
現在では一部はスタジアムやサーキットコース?になっているようです。
museum内の展示物も充実しており、非常に興味深い場所でした。
こういった歴史に興味のある人は是非訪れてみて下さい。
ドク・ツェントラムの後はニュルンベルクの旧市街へ。
城壁の向こうが旧市街。
旧市街は歩行者天国になっているところが多くて歩きやすい。
どこを歩いても綺麗な街並みでした。
ミュンヘンみたいにごみごみしていないので
しっかり景観を楽しめます。
ニュルンベルクはドイツでも屈指のクリスマスマーケットが開かれる場所なので、
冬にまた来てみたいなと思いました。
以上、ミュンヘンからの日帰り旅行第2弾でした。